様々な端末を利用する中でスタンドに置きたいシーンは少なくないのではないかと思います。
過去に有名メーカーMoftの製品も使用していたのですが、更に良さげなスタンド Majextand Mを発見し入手しました。
- 超薄側、軽量
- 高さが出せる
- マグネットで着脱容易
- 角度調整が細かく出来る
- 価格が超安価ではない (妥当だとは思います)
- 内側の光沢部に指紋が付きやすい
- 横方向へのグラつきには多少弱い
簡易的な内容としては上記になり既に素晴らしいのですが、その変形機構や詳しい外観について以下で詳細に解説していきます。
『Majextand』とは?
Majextandは、モバイル端末及びノートPC向けの以下要素を含んだスタンドです。
- 薄型
- 小型
- 軽量
- 頑丈
元々はクラウドファンディングから始まり、大成功の後製品化して今に至ります。
具体的には以下のように2種類あり、今回紹介するのはモバイル向けのMajextand Mとなります。
- Majextand
- ノートPC向け
- Majextand M ( 今回レビューするもの!)
- スマホ/タブレット向け
おそらく、MはMobileのイニシャルなのではないかと思います。
『Majextand M』の特徴
カラーバリエーションとしては以下があり、筆者は今回シルバーを選択しました。
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | Majextand M |
内容物 | Majextand M x 1, Majextand M用ドッキングシート x 1 |
サイズ | 105 x 63.5 x 2.3mm(Majextand M), 101.5 x 60 x 1mm(ドッキングシート) |
重量 | 68.5g(Majextand M), 6.5g(ドッキングシート) |
適合性 | 4.7~10.9インチのデバイス(なおドッキングシートを貼ることが出来るもの) |
本体素材 | ステンレススティール |
対応角度 | 0°~ 90° |
生産国 | 台湾 |
また、本体が小型なため小さいスマホから、大きすぎないタブレット(iPadの11インチくらい)まで広くカバーしており、柔軟に利用できます。タブレット以外でもKindleや、Nintendo Switchなどもいけるようですね。
Moftと比較すると?
今まで使用していた、スタンドは以下のMoft Xです。
当時は競合はあまりおらず、貼付け型スタンドといえばMoftだった記憶がああります。
項目 | Majextand M | MOFT X |
---|---|---|
サイズ | 101.5 x 60 x 1mm(ドッキングシート) | 105 x 63.5 x 2.3mm(Majextand M)160 x 114.5 x 4mm |
重量 | 6.5g(ドッキングシート) total: 75g | 68.5g(Majextand M)86g |
適合性 | (なおドッキングシートを貼ることが出来るもの) | 4.7~10.9インチのデバイスiPad mini 6 専用 |
本体素材 | ステンレススティール | PUレザー、グラスファイバー、金属シート、 マグネット、リムーバブルグルー(接着剤) |
角度調整 | 30段階 | 3段階 |
対応角度 | 0°~ 90° | 縦: 0°, 25°, 40°, 60° 横: 0°, 30°, 40°, 60° |
着脱 | ドッキングシートと本体はマグネットで着脱可能 | ドッキングシートは粘着本体に粘着で直接装着 |
こう比較すると、MOFTの良いところがなさそうに見えますがMoftも以下3点は良いと感じました
- 荷重をかける場合 (タップ及びペンで書いたりなど) 安定する
- 機構が簡単かつメインの素材がPUレザーなので、雑に扱ったり腕を通して持ったりなどしても破損の心配が少ない
- 粘着固定なので、外れる心配はまず無い
ただし実際には荷重をかける作業は少なく、粘着固定についても安心ではありますがずっと持っていると重いです。
そのため、着脱したい場面もありMoft Xのうまみを活かしきれておらず、Majextand Mに惹かれた次第です。
外観チェック
細かいレビューをしていく前に、まずは外観を確認していきます。
箱と本体は以下。箱自体小型で薄いのでびっくりします。
小さい薄いと言えどどれほどなのか? クレカを並べてみましたがその大きさが伝わるでしょうか。
ドッキングシート
iPad本体へ取り付けます。
繰り返し貼ることが可能な粘着テープになっているため、貼り付け以後の位置の微調整も可能です。
今回は概ね中央になるように、下の金属部をリンゴマークの下部に合わせる感じにしてみました。
スタンド本体 & 変形機構
具体的にスタンドがどのように変形するのかを見ていきます。
完全に閉じた状態が以下です。
少しだけ変形させてみました。
もう少し変形させてみました。高さに合わせてスタンドの足の幅も横に伸びている事が確認できます。
更に変形させていくと以下のようになり… なんとまだいけます。
最も変形させると、スタンドの幅が約2倍、端末の面はなんとほぼ垂直程度まで変形します!
薄さからは考えられない変形ギミックですね!
公式サイトにもあるように、かなり細かく角度調整が可能です。
タブレットへ取り付け
iPad mini 6に付けてみると以下のようになります。iPad miniのような小さい端末に対しても、小さくまとまっている事が分かるでしょうか?
参考値として、iPad mini 6の厚みは6.3mmです。
極めつけがこの薄さ。公称値2.3mmで、右に金属製クレカを置いてみましたが2,3枚程度の厚みで驚異的です!
豆知識:クレカの厚さの国際規格は0.76mmのようです。
概ねクレカ3枚分の厚みしか無いという事になります…!
タブレットに取り付けた状態で変形させてみた所、多少ぐらつくかと思いましたが見た目の華奢さとは裏腹に安定しています。
そして装着時は磁石を2個所しか使用しないため、90度横にも設置出来ます!
磁石の位置を上下左右中央にすることで縦横どちらでも安定すると思います。
『Majextand M』を使ってみて
既存スタンドとの併用は問題ないか?
お手軽なので、既存のスタンドにぱっと置くシーンもあるかと思います。
その際スタンドを貼り付けていると置いたときに干渉しないのか気になったのですが、杞憂でした。
その薄さ故に、折りたたんたスタンドを付けたままでも別なスタンドに安定して置くことが出来ました。
黒いスタンドはBambu Lab P1Sで3Dプリントしたものになります
もちろん、横も問題なし。
スタンドとしての高さを出せて便利
最も変形させると、以下のような高さになります。高さが出せる事で、普段の姿勢改善やモニタの横においたときの落差軽減など副次的な効果が様々あります。
既存のスタンドより僅かに高さが出ます
横だと圧倒的に高い位置に固定する事が出来ます!
じっくり見てみても、質感の高さを感じる
もう少し寄って見てみましょう。じっくりと見ていくと、華奢な外観ではあるもののそこにチープさは一切感じません。
華奢故の歪みも見られず、相当な剛性を感じます。
使用感: 謳い文句の通り、薄くて軽くて最高
また、素材には高耐久性のあるステンレススティール(SUS#301/304/420)が利用されており、30,000回の折りたたみ試験も実施されているため安心できます。
折りたたみの開閉についても、数回実施してみた所コツをつかめて、途中で変にひっかかったり等の動きの渋さは感じませんでした。むしろ滑らかだと感じます。
未利用時も簡単に変形させる事ができ、端末を置いた際もタブレット自体は接地しないので傷防止にもなりますね。
筆者の用途として、電子書籍をかなり読む関係上手で持つよりもある程度高い位置に固定されている方が見やすく楽なため、高さが出せるのは非常に高いメリットとなりました。
電子書籍観点でのタブレット選びについても以下にまとめています!
Moftのときは角度が3段階しか選べなかった部分が、Majextand Mでは30段階に増えているので微妙に姿勢が変化したときなども柔軟に変更することが可能です。
結論としては、かなり気に入りました!
まとめ
使い始めて間もないですが、確実に長く使い込む予感がしています。
使い込んで発生する不具合や、特に問題が発生しなかった場合など数ヶ月後に再度追記したいと思います。
特に電子書籍の漫画が快適に読めるようになりました!
時期により色の在庫に変動があるため、チェックしてみて下さい!
本体にはシートが1枚のみ同梱されていますが、シート側のみ追加したい場合は以下でバラ売りされています!
途中で出てきた3Dプリント製スマホスタンドは以下3Dプリンタで刷りました! このプリンタについても後ほどレビュー予定です。
コメント