こんな経験ありますよね?
そうです。眼鏡の部位名称がわからないのでなんとなく雰囲気で店員さんに伝える。なんとなくモヤモヤしますよね。
今回は、眼鏡屋にいっても堂々と修理依頼できる & 単に眼鏡の知識を蓄える名目で各部(パーツ)名を写真5枚で図解していきます!
1.テンプルとモダン
テンプル
眼鏡のつるの部分です。実際にはつると呼んでも間違いではないのです。ただ、より公的な用語としてはテンプルになります。
ちなみに眼鏡のテンプル等に “50□18 140” のように書かれているのですが、
この140の部分はテンプルの長さ(モダンをまっすぐにした状態)になっています。詳しくは後ほど書きますね。
モダン
テンプルのちょいと曲がっている、丁度耳に当たる辺りです。先セルとかも言うらしいです。一般的な眼鏡だと、ここの曲がり具合、曲がるポイントでかけ心地に雲泥の差が生まれます。
2.丁番(ヒンジ) と 智(ヨロイ)
丁番(ヒンジ)
使用しているとよく緩んできてテンプルがカタンと閉じてしまう部分です。お硬い言い方だと丁番、こなれた言い方だとヒンジと呼ぶようにしましょう(筆者の独断)
智(ヨロイ)
眼鏡の両端、曲がっているところ辺りですね。(具体的にいうと、青丸の中の銀色の角度が付いている部分)
ちなみに、智は智(ち)と読みます。智ってなんだ。意味を調べてみましょう。
意味 1. 知恵。頭の働き
2. 賢い
3. 知恵のある人。賢い人
4. 知る。悟る
5. たくらみ。はかりごと
そんなにすごいところなのか… メガネにとってかなり重要な意味を持つ部分なのかもしれないですね。
3.クリングス と 鼻パッド
クリングス
ブリッジやフレームから伸びている、鼻パッドまで伸びている針金のようなものがクリングスです。よく子供のときにここを折ってしまって親に怒られたことがあると思います。…ありますよね?
親に引け目を取らないように、用語を使って強気で行きましょう
鼻パッド
涙腺付近の鼻の上の方に接触するパッドを鼻パッドと言います。樹脂製ですと段々と黄ばんできたり、緑色になってきたりすると思います。クリングスの付け根が錆びて緑色になるのだと思います。
ちなみに筆者の鼻パッドはチタン製なので黄ばみません。
ただいろんな眼鏡を見ていると以下の自体に遭遇する確率もあるかもしれません。※主に金子眼鏡店さんなど(眼鏡はがんきょうと読みます)
4.リム と ブリッジ
リム
ざっくり一般的にメガネのシルエットとして捉える部分ですね、つまるところ、レンズ周辺の枠の事です。
ここの形も多種多様なので、後ほど別記事で解説します。
ちなみにこの眼鏡はウェリントン(リムが四角ぽいやつ)ともボストン(リムがまるっこいやつ)とも言い難い…何なんでしょうね…
ブリッジ
左右のリムを支える要となる部分です。よく壊れる部位に該当する気がします。
フレームに「50□18 140」のように書かれていたらブリッジが18mmという事です。
まとめ
- テンプル
- モダン
- クリングス
- 鼻パッド
- 丁番(ヒンジ)
- 智(ヨロイ)
- ブリッジ
- リム
の8パーツで出来ている事が分かってもらえた&名前を覚えてもらえたかと思います。 …一度では覚えられませんよね(笑)
すべてをひとまとめの写真にするとこのようになります。
これであなたもスマートに眼鏡店のスタッフと会話出来ますね!
覚えただけではあれなので、実際の用例を下で確かめてみましょう
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