2019/06/21(金)公開、「きみと、波にのれたら」を見てきたので、個人的なメモがてらまとめてみたいと思います。
あらすじ
大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港(みなと)と出会い、二人は恋に落ちる。
お互いがなくてはならない存在となった二人だが、港は海の事故で命を落としてしまう。大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子が、ある日ふと二人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。
「ひな子のこと、ずっと助けるって約束したろ?」
死んだはずの港と再び会えたことを喜ぶひな子だが…。
奇跡がもたらした二人の恋の行方は?
そして、港が再び姿を見せた本当の目的とは?
登場人物
雛罌粟 港 (ひなげし みなと)
「ずっと助けるよ、必ず」
CV 片寄涼太
向水 ひな子 (むかいみず ひなこ)
「港が、いた」
川村 山葵 (かわむら わさび)
「こんな事言いたくはないんですけど、先輩はもういないんです」
CV 伊藤健太郎
雛罌粟 洋子 (ひなげし ようこ)
「恋なんて、アホがする事です」
CV 松本穂香
港の彼女がどんな人かをカフェで確認するシーンで初登場。かなりきつい性格で、一時期学校に行っていなかったが、山葵の言葉に救われる。出来の良い兄に比べて洋子は、と言った両親に対して、山葵が「洋子さんは洋子さんです。」と言われ、救われる。以後学校にも行くようになった。
覚えている範囲での物語の流れ
冒頭、サーフィンしているひな子を見ながら山葵に、「あの人は、俺のヒーローなんだ」と告げる。
サーフィン帰りのひな子は道に迷い、消防署の前を通ったところ山葵がホースを制御出来なくてひな子にかかってしまう。
ひな子「大丈夫ですよ、下は水着ですから」
山葵にざっくりと家までの道を案内してもらう。この道中もトラックに水をはねられて散々な帰宅となった。
その夜、進入禁止区域花火系Youtuberの違法花火によって火事にあい港に救出される。これがきっかけで港と合うようになり、恋人関係になる
いつも一緒に波乗りにいくなかで、みなとが一人で波乗りにいくと言い出し、そのまま帰らぬ人となってしまった
その後は両親とも友人とも連絡が取れず、海から遠い部屋に引っ越し、押しかけてきた洋子と山葵に遺品となるイルカのバルーンを届けられる
ようやく外に出られるようになったひな子は、洋子、山葵とカフェでお茶している最中に、「Brand New Story」を口ずさんだところ、コップの水中に港が出現。
「Brand New Story」を口ずさむと最寄りの水中に港が現れる事を発見する。
その後、イルカのバルーンに水を入れて港を出現させてみたり、クリアな水筒に港を出現させていろんな場所に行ったする。もちろん一般人からみたら水と会話している女性にしか見えない。(電車でイルカのバルーンを連れているシーンでも、向かいの家族連れの母が子供に対して見ちゃダメよ、みたいな言葉を言っている構図だった。
やがて、洋子に実家に案内してもらって拝み、港の部屋に入れてもらって初めて、港の能力はすべで並ならぬ努力で成り立っている事に気付く。
ここで、港が「昔、溺れていたところを助けてもらって」という言葉がよぎり、実家に急遽戻る。
母に、「私、小さい頃男の子を助けたことがあったよね?」と賞状を探してもらう。そこには雛罌粟港の文字があった。
ここで奮起し、ライフセーバーになるために学校に通うようになる。レサシアンに人工呼吸する際も、港を重ねてしまい、逃げ出すなどした。
後半、洋子が港の意思を継ぎ、カフェを開くためにバイトを始める。
そこに、前回違法に花火を打ち上げたグループが来店しており、次回の計画を食器等を2階から下げる煙突のようなもの経由で聞いてしまう。
証拠を取るべく、ひな子と洋子で跡を付け、証拠を抑えようとするもビル中心に生えている大木に引火し、犯人グループは逃げてしまう。
洋子は足を故障し、ひな子が安全なところまで逃がす。
この時ひな子は山葵に場所を連絡、救助が早く来れたのはこのためである。
山葵が火に水を放つも初期と同じように手から逃れてしまう。しかし再度捕まえ、再び放水しているとき、港が現れた「あとは俺に任せろ」
ビル下部から上部にかけて水の層を発生させ、上昇させていく。ビル中にいたひな子と洋子は最寄りのサーフィンを入手し、ひな子の操縦でビル上部へと移動していく。
ここの能力は、ライフセーバー学校と元々のサーフィン能力の現れな気がする。
無事消化し、港は消えていった。
後日談に突入し、山葵と洋子は恋人関係になっていた。
終盤、昔港とひな子が二人で行った縁結びの箇所で1年前の港からのメッセージを朗読され、涙する。
「1年前の雛罌粟港さんからのメッセージです。「ひな子、これから先も、ずっと一緒にいようね」」
ここで「Brand New Story」が流れて終わり。「Brand New Story」しつこい
登場人物関係図 ※あくまでも筆者の主観です
初期
港亡き後
登場人物の変化
- 雛罌粟 港
ひな子が「Brand New Story」を歌うとあらゆる水中に出現できる能力を身につける
だが触れる事もできない、という事に気付く
ひな子が山葵に告白され、トイレの水中の港に話しかけていた際に
「トイレに話しかける人になってるぞ」と冷静に物事を俯瞰して見られる力が付いてきているのかもしれない。 - 向水 ひな子
最後の消火を完了させ、もう港が現れなくなるものりこえる。
終盤、昔二人で行った縁結びの箇所で1年前の港からのメッセージを朗読され、涙する。
「1年前の雛罌粟港さんからのメッセージです。「ひな子、これから先も、ずっと一緒にいようね」」 - 雛罌粟 洋子
港亡き後、ひな子に対する当たりがだんだん柔和になっていく。口調はきついが優しい心の持ち主である
決め台詞の変化: 恋なんてアホがする事よ → 恋しないなんてアホがする事よ - 川村 山葵
洋子に、山葵の言葉で救われた、と伝えられ「俺にも人が救えるんだ」と自信がついた
今まで港港言っていた山葵が、ようやく自分に自信を持ち始めたようだ
名前の特徴
各人、名前のどこかに 水 を象徴させる漢字が振られている
- 雛罌粟 港
- 向水 ひな子
- 雛罌粟 洋子
- 川村 山葵
洋子に関しては、完全に向かってくる波 → 向かってくる水 → 向水という意味があるのかもしれない。
あとは関係ないが、水のスケール感としては 水 → 川 → 港 → 洋 の順な気がする。
個人的に好きなシーン
- 物語終盤の最終火消しシーンでビル上部から発生した波にのって地上まで降りていくという斬新な構図がお気に入り。
あまり好印象ではなかった部分
主題歌の「Brand New Story」推しすぎていて、しつこいと感じた。事あるごとに口ずさんでみたり、作中のラジオからながれてみたり、開幕で流れたり。
EDも同じくBrand New Storyが流れたが、しつこすぎたのか曲がかかった瞬間退出していく人が多かった。
曲自体はいいんですけどね。事前にしつこいという感想を見ていた上でもちょっと。。。となりました。
まとめ
主題歌がしつこい事をのぞけば概ね良かったのではないでしょうか。推しは雛罌粟 洋子です。
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