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UGREEN DXP2800 2.5GbEなのに140MB/s止まり…HDD限界とRAID最適化で解決

レビュー記事を投稿していなかったのですが、UGREENのDXP2800というNASを購入していました。2.5GbE対応のNASがほしかったというのと、SynologyのNASが重かったという2点で購入に至りました。

ただ使っていく中でもう少し速度出るのでは…? という気持ちになり、色々調べた結果ストレージ(HDD)の速度上限だったというオチだったので紹介します。

この記事の目次

環境について

ハードウェア

カテゴリ名前備考
NASUGREEN DXP28002.5GbE対応
HDDSeagate Ironwolf 4TB ST4000VN008 x25900rpm
ルーターTP-Link AX60002.5GbE対応、Wi-Fi 6E対応
イーサネットケーブルUGREEN CAT8 5Mケーブル40Gbps対応
PCのマザボASRock B550 Steel Legend2.5GbE対応
マザボのネットワークカードAX200Wi-Fi 6E 対応
ゴースト

あくまで理論値ですが、Wi-Fi 6Eは9.6Gbps出るようです!

カテゴリ接続
ルーター(2.5GbEポート) → NAS(2.5GbEポート)Cat8のイーサネットケーブルで接続 (理論値40Gbps)
ルーター → PC (AX200)Wi-Fi 6Eで接続 (理論値9.6Gbps)
Nix

CAT8の理論値が40Gbpsのため、ルーターとNAS間でケーブルがボトルネックになる可能性は低いでしょう。

NASのRAID構成

RAID1です。4TBのHDD2枚で構成されていて、使える容量は4TBです。

RAIDについて詳しくは↓

特長別RAIDモードガイド | バッファロー
https://www.buffalo.jp/topics/knowledge/detail/raid.html

ソフトウェア

  • ストレージベンチマークソフト
    • CrystalDiskMark 9.0.1 Aoi Edition X64

NASのNドライブに対してストレージベンチマークを走らせてみる

シーケンシャルR/Wで約140MB/s程度出ています。MB換算してx8の1120Mbpsであるので、PCとルーター間、ルーターとNAS間は1Gbps以上出ているので、2.5GbE搭載の恩恵は受けられていそうです。

ゴースト

1Gbpsは125MB/sですからね!

おためしでインターネットのSpeed Testを実施してみる

インターネット側が1Gbpsなので下りは結構出ていますね。約100MB/sといったところですね。

理論値について

今回SynologyのDS223j/G という1GbEのNASからの引っ越しをしました。

1GbE接続では理論値では125MB/sですが、2.5GbE接続では312MB/s程度でる計算になります。

それに対して実測の140MB/sというのはどこかにボトルネックが存在していそうです。

ボトルネック

Wi-Fi 6Eの無線接続?

  • 検証: PCとルーターを2.5GbEで有線接続
  • 結果: ルーターの2.5GbEポートが1個しかないため、2.5GbEが2ポート以上のルーターを買うかネットワークスイッチを買う必要がある。

ボトルネック検証環境が揃っていないというオチです。ただし次のセクションで答え合わせできるので問題なしです。

ストレージR/Wの限界値?

商品名の紛らわしいポイントです。なんか6Gb/sと書いてありますね。

ゴースト

それはSATA III の理論最高速度であって、このHDDの最高速度ではないです! 規格の理論値ですね

Nix

紛らわしい…

信じるべきはストレージのデータシートです。その項目を見てみると…

IronwolfData Sheet
https://www.seagate.com/www-content/product-content/ironwolf/en-us/docs/100807039m.pdf

4TBモデルの場合は180MB/sがMAX速度だという記載があります! 実測140MBと言われればなるほどとなります。ここがボトルネックでした。

若干の速度向上を狙うなら7200rpmの6TB以上を狙うか、NVMeに乗り換える感じかなぁと思います。

HDD主体のNASでは2.5GbEの恩恵を大きく得られない、という結論でした。

補足: RAID構成での速度向上

現在筆者はRAID 1で構成しているのでHDDのR/Wと速度は大差ない(若干低い)ですが、RAID構成を見直すと話は変わってきます。

特長別RAIDモードガイド | バッファロー
https://www.buffalo.jp/topics/knowledge/detail/raid.html

RAID 1はデータの二重化を行い、片方のHDDが破損してもデータ復旧の余地がある構成になっていますが、こと速度においては遅めになっています。

お手軽に高速化しようとするとRAID 0ですが、どちらか片方のHDDが破損した場合データ復旧はできません。

そうすると、RAID 5, RAID 10あたりが良さそうです。

ただしそれらは2ベイでは実現できず、4ベイモデルからようやく恩恵が得られる感じになっています。

それ以外だと、2ベイモデルでもM.2のNVMeストレージスロットが2個あるため、SSD主体にすると速度をフルに活かせると思います。価格と容量が許せるのであればありな選択肢かなと思います。

まとめ

2.5GbEの恩恵は受けつつも、ストレージの最大速度の影響で実測では+15MB/s程度の向上(125MB/s→140MB/s)という結果になりました。

2.5GbE接続! 300MB/s出るっしょ! と安易に考える前にハードウェア、ソフトウェア双方でその速度が出る要件を満たしているのかは事前に調べておくのが良いでしょう。

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