こんにちは、購入といっても実際に買ったのは去年の Maker Faire Tokyo 2018 なのでしばらく経ちます、積んでます。
実装を通して人工生命モデルが分かる?という心揺さぶられるキャッチコピーだったので購入しました。
ちなみに、Maker Faire でオライリー本を買うと1割引で買えます。お得。
「ゼロから作るDeep Learning」が非常に面白い内容だったので、こちらも期待しております。
著
- (著)岡 瑞起
- (著)池上 高志
- (著)ドミニク・チェン
- (著)青木 竜太
- (著)丸山 典宏
背表紙
生命性をコンピュータ上でシミュレートすることにより、生命の本質に迫る「ALife(人工生命)」は、「AI(人工知能)」の発展系として、近年改めて注目されつつある分野です。
本書は、セルラーオートマトンやボイドモデルなど、さまざまなALifeの理論モデルを、Pythonで書かれたサンプルコードで実装することで体感的に学ぶことができるユニークな書籍です。
雑多な情報を整理して「最適化」する力に優れたAIと比較して、「新たな自然を作り出す」という特徴を持つALifeは、人間の多種多様な創造的行為を支援すると考えられ、その応用先は、デザイン、ゲーム、アート、建築など、創造性が必要となる領域全般に及びます。
機械学習の技術も活用するALifeを学ぶことは、AIをすでに活用している読者にとっても、発想を拡げるきっかけになることでしょう。
ぺらぺらめくってみて分かったこと
- 全206ページ
- 図 合計91箇所
- コードの補足説明も大量にある
- ちらりとニューロンとか深層学習的な話も出てくるので、ある程度の基礎は知っておいたほうが幸せになれそう。
索引から目についたキーワード
以下のような事に興味があれば、一読の価値があるかもしれないです。
- TensorFlow
- オートマトン
- エントロピー
- 機械学習
- ニューロン、シグモイド関数(機械学習系で出てきますね)
- 深層学習
- 生命の計算
- チューリング
- ディープラーニング
- 離散化
章の流れ
章のタイトルからして面白そう。
- 1章「ALifeとは」
- 2章「生命のパターンを作る」
- 3章「個と自己複製」
- 4章「生命としての群れ」
- 5章「身体性を獲得する」
- 6章「個体の動きが進化する」
- 7章「ダンスとしての相互作用」
- 8章「意識の未来」
実行環境
本書を買う前に環境だけ準備しておくのも良いかもです。
- Python 3.6.3
- NumPy 1.14.5
- Vispy 0.5.3
- PyQt 5.10.1
- Pyglet 1.3.2
- Pymunk 5.3.2
- Pillow 5.1.0
- Keras 2.2.0
- TensorFlow 1.8.0
頭のP、Py率の多さが際立つ。Pythonあるあるですね。
コミュニティ
本の筆者達は、「ALIFE Lab.」というコミュニティを作って運用しているようです。
[blogcard url=”https://www.facebook.com/alifelab.org”]
まとめ
1章ごとに感想とか分かったことを記述していくかもしれないです。
気になった方はぜひ購入してみて下さい。
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