こんにちは、購入といっても実際に買ったのは去年の Maker Faire Tokyo 2018 なのでしばらく経ちます、積んでます。

実装を通して人工生命モデルが分かる?という心揺さぶられるキャッチコピーだったので購入しました。

▲ 表紙

ちなみに、Maker Faire でオライリー本を買うと1割引で買えます。お得。

「ゼロから作るDeep Learning」が非常に面白い内容だったので、こちらも期待しております。

  • (著)岡 瑞起
  • (著)池上 高志
  • (著)ドミニク・チェン
  • (著)青木 竜太
  • (著)丸山 典宏

背表紙

生命性をコンピュータ上でシミュレートすることにより、生命の本質に迫る「ALife(人工生命)」は、「AI(人工知能)」の発展系として、近年改めて注目されつつある分野です。
本書は、セルラーオートマトンやボイドモデルなど、さまざまなALifeの理論モデルを、Pythonで書かれたサンプルコードで実装することで体感的に学ぶことができるユニークな書籍です。
雑多な情報を整理して「最適化」する力に優れたAIと比較して、「新たな自然を作り出す」という特徴を持つALifeは、人間の多種多様な創造的行為を支援すると考えられ、その応用先は、デザイン、ゲーム、アート、建築など、創造性が必要となる領域全般に及びます。
機械学習の技術も活用するALifeを学ぶことは、AIをすでに活用している読者にとっても、発想を拡げるきっかけになることでしょう。

▲ 裏面

ぺらぺらめくってみて分かったこと

  • 全206ページ
  • 図 合計91箇所
  • コードの補足説明も大量にある
  • ちらりとニューロンとか深層学習的な話も出てくるので、ある程度の基礎は知っておいたほうが幸せになれそう。

索引から目についたキーワード

以下のような事に興味があれば、一読の価値があるかもしれないです。

  • TensorFlow
  • オートマトン
  • エントロピー
  • 機械学習
  • ニューロン、シグモイド関数(機械学習系で出てきますね)
  • 深層学習
  • 生命の計算
  • チューリング
  • ディープラーニング
  • 離散化

章の流れ

章のタイトルからして面白そう。

  • 1章「ALifeとは」
  • 2章「生命のパターンを作る」
  • 3章「個と自己複製」
  • 4章「生命としての群れ」
  • 5章「身体性を獲得する」
  • 6章「個体の動きが進化する」
  • 7章「ダンスとしての相互作用」
  • 8章「意識の未来」

実行環境

本書を買う前に環境だけ準備しておくのも良いかもです。

  • Python 3.6.3
  • NumPy 1.14.5
  • Vispy 0.5.3
  • PyQt 5.10.1
  • Pyglet 1.3.2
  • Pymunk 5.3.2
  • Pillow 5.1.0
  • Keras 2.2.0
  • TensorFlow 1.8.0

頭のP、Py率の多さが際立つ。Pythonあるあるですね。

コミュニティ

本の筆者達は、「ALIFE Lab.」というコミュニティを作って運用しているようです。

まとめ

1章ごとに感想とか分かったことを記述していくかもしれないです。

気になった方はぜひ購入してみて下さい。