デスクトップPCと言えど、環境によってはWiFi、Bluetoothが必要な場面は多くなってきています。

近頃のマザーボードはWiFi/Bluetooth機能搭載のものもありますが、非搭載のものより5000円くらい価格が上がったりします。

マザーボードにWiFi用のM.2スロットがある場合、自分で作業する必要はありますが、3000円程度で無線機能を追加できます。

Intel Wi-Fi 6 AX200 AX200NGW Wi-Fi 6 802.11ax + BT5.0 M.2/NGFF ワイヤレスカード

スペック

  • Intel Wi-Fi 6 AX200 アダプター 型番: AX200 NGW IF: NGFF key E(M.2 2230)
  • デュアルバンド + Bluetooth :2.4Ghz/5Ghz(160GHz) 802.11a/b/g/n/ac, Wi-Fi 6 Bluetooth 5.0
  • 最大理論速度2.4Gbps (1024QAM/160MHz使用時)
  • 工事設計認証: 003-190023 (技適取得済みのようです)
Nix
Nix
M.2 2230とか2280とかよく見ると思いますが、幅と長さです、2230なら幅22mm、長さ30。2280も同様に解釈できます。

大きさは500円玉に収まる程度で非常に小型です。

SMAコネクタを2つI/Oポートにつけられるように空きがあるので取り付けて行きましょう。

▶ ドライバーで指している箇所とその右にSMAコネクタを取り付けます

アンテナとコネクタは別売なので、同時に購入しましょう。

ケーブルのスペックが知りたい方向け

アンテナの特徴:
– 交換に適した、アンテナを拡張
– 入力障害: 50Ω
– 放射線: オムニ
– ゲイン: 6dBi
– コネクタ: RP-SMA オス (ピンなし)
– 長さ:20センチメートル(7.87インチ)
– 重量:11グラム(0.38オンス)

ケーブルの特徴:
– 高ゲイン RP-SMA アンテナを NGFF/M.2 ネットワーク カードに接続する
– サポート NGFF 802.11a、802.11b、802.11g、802.11n、802.11ac、BTカード、8265、5B222など…など
– コネクタ:RP-SMAメス(ピン付き)、第4世代U.fl(IPX)MHF4
– 材質:銅、ゴム
– カラー: ブラック, ゴールド
– 長さ: 30cm (11.81 インチ)
– 重量:8グラム(0.28オンス)


マザーボードがB550 Steel Legendの場合「B550 Steel Legend」と刻印されたヒートシンクを取り外さないと内側から差し込めないので注意です。

取り付けが終わると以下のような感じになります。

肝心のワイヤレスカードは、グラボのPCIeスロットの少し下あたりにあります。

これはマザーボードによって異なります。

グラボの厚みによっては取り外さないと視えない場合もあるので先に取り外してから作業しましょう。

スロットにワイヤレスカードを差し込むと以下のようになります。

差し込んだアンテナのMHF4コネクタをワイヤレスカードに接続します。U.FLと形状が非常に似ているので注意しましょう。

▶ MHF4コネクタ

 

2箇所にはめ込みます、U.FLは割と外れやすかったのですが、MHF4は結構力を込めないとはまらないので破壊しないようにしましょう。

あとは組み立てて巨大なアンテナをつけておきましょう。でかいぞ。

特にドライバをインストールせずにBluetoothもWiFiも使えるようになりました。

まとめ

USBドングルやPCIeスロットを消費せずにWiFI/Bluetoothが使えるようになりました。

筆者の環境だとRJ45の有線LAN接続時と速度差はまったくありませんでした。こだわりがないならデスクトップPCも無線LANでいい時代になりましたね。