はじめに
本ブログへの調査依頼が来ていたおいしい給食に登場する甘利田幸男先生役、市原隼人さんが着用しているメガネのブランドと型番についてまとめます。
コメント欄で幸子様より情報提供頂き、確認したところ確かに一致するメガネであったため、今回は導出過程ではなく、どのような類似点が確認できたのか等の観点を残しておきます。
結論
- ブランド: Mr. Leight
- モデル: MARMONT C
- カラー: BLACK TORTOISE
結論から言うと上記のメガネになります。カラーリング自体は3種類ほどあるのですが、画像を見比べた結果BLACK TORTOISEで間違いないだろうと思っています。
類似点
以下のYoutubeの動画を確認してみましょう。
サムネイルにもありますが、開始4秒時点でメガネの意匠が確認でき、そこから読み取れる情報は以下になります。
- メガネの形状: ボストン
- 角張った四角がウェリントン、丸みを帯びた百三角形のような形状がボストンです。
- ブリッジの形状: キーホールブリッジ
- 左右のフレームを繋いでいる鼻の位置にある接合部です。ここの形状が鍵穴のようになっているものをキーホールブリッジと呼びます。
- ★テンプル中央部に金属フレームの露出あり
- 智(ヨロイ)付近に丸型の金属が前面に2個、側面に2個存在する
最大の特徴であるテンプル中央部の金属露出が鍵になりそうで、実際のページの記載を見ると、この事を 「両テンプル中央のバネ部分」と表現しています。
無駄を削いだシンプルなボストンシェイプで、レンズ幅も45mmと小さめな設定なので、強い度数をお持ちの方にもオススメ。両テンプル中央のバネ部分や、蝶番ネジパーツに使われたブランドロゴ入りの六角ナット、ブリッジの下にさりげなく添えられたメタルプレートなど、随所に金属が使われているところに、ブランドのこだわりを感じられます。
引用: https://www.continuer.jp/product/ml_marmont_c_black_tortoise_45_22_145_59000
一部メガネの専門用語が出てきましたが、どの場所の事を指しているのかは以下を御覧ください。
実際に推定する場合のキーワード
ブラウザのシークレットモードで閲覧履歴によるサジェストがされないようにした状態でキーワードをスペース区切りで入力したところ、2件目にヒットしました。(サムネはサングラスになってますがリンクは合ってます)
応用として、検索クエリとしては以下のようにして調べると他のメガネに適用した際も良い線行けると思います。
色の導出
MARMONT Cの色自体は、以下3色ラインナップになっています。
- BLACK: 完全な黒
- BLACK TORTOISE: 黒のなかに、亀の甲羅のような模様あり。
- ※Tortoiseはリクガメという意味です。Turtleになるとミズガメになります
- BEACHWOOD: 明るい鼈甲色
ここで、画像を見る限りほぼ黒いことから、BEACHWOODではないだろうという推測ができます。
どちらのBlackか迷っていたのですが、すこし前傾になった所で決定的なシーンがありました。
フレームの上側を拡大して見てみます。
ここで目を凝らして確認すると、わずかに模様が入っている事が分かりますね。
よって色は BLACK TORTOISE になります。
改めて以下を比べてみると、全ての特徴が類似しており、同一製品であることがわかると思います。
余談
表面の金属丸型の模様ですが、単なる飾りではなく、実際に機能している蝶番ネジのようです。その蝶番自体にも扇のようなテクスチャが確認でき、非常に精巧な作りであることが確認できます。
おわりに
今回は甘利田幸男役(市原隼人)さんのメガネについて紹介しました。
このメガネの型番やメーカーが調べても出て来なくて困っている、等あればコメント欄もしくはお問い合わせフォームからお問い合わせお願いいたします。
類似デザインでお求めやすいメガネをセレクトしましたので、合わせて御覧ください。
メガネの部位や形状など詳しく知りたい方は以下も見てみて下さい。
やりたいこと
個人的にですが、以下が実現できると便利になるなと思っています
- 世界のあらゆるメガネをデータベース化し、以下ができると便利になるなとおもっています。
- テキストのベクトル検索を可能にする事で、検索者の本来調べたい意味に近しい情報に辿り着けるようにする
- プラスチック→アセテート、セルロイドなど
- メタル→ステンレス、チタンなど
- 四角い→ウェリントンなど
- 画像による入力を受け付けるなど、マルチモーダル対応
- テキストのベクトル検索を可能にする事で、検索者の本来調べたい意味に近しい情報に辿り着けるようにする
これらが実現する事でメガネを調べるなら、このサービスを起点にすれば大概見つかる、ようなHubとしての機能を持たせられれば、一段と便利になるとおもいつつ、具体的な設計や開発工数は確保できるか怪しいのでアイデアだけ書いてみました。(一緒にやってくれるぜっていう方がいれば深掘りたいですね)
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