もともとは43UD79T-Bという42.5インチの4kモニタを使用していましたが、縦の視線移動があまりにも辛く、首も疲れて正直幸せではありませんでした。

完全なリモートワークになり、生きている時間の大半がモニタの前にいる今の生活になっているので、ここの手を抜くわけには行かないという感じですね。在宅環境構築はやがて癌に効くようになるはず。

そんな感じで横の解像度は横首振り、視線移動だけで済む、かつ人間の視界は横に広いため、縦を圧縮したウルトラワイドモニタを買っても良いんじゃないかという結論に達しました。

▲ 42.5インチ 4kモニタ

ゲームも21:9に対応してきていて、ウルトラワイドモニタの人気は上がってきているものの、ほとんどの解像度が3440×1440になっており、もともと使用していたモニタの縦解像度を狭める選択となってしまうことに少々違和感を感じていました。

そんな中、4kより更に横に長い5120×2160解像度を採用したモニタがある事を知り、かつデザインと色も気に入ったため購入に踏み切った感じです。

PS341WUとは

msi製のクリエイター向けモニターで、モニタにしては珍しくベゼル以外のボディがパールホワイト基調である。デスクを白っぽい基調でまとめている筆者にはぴったりだったという事である。

 

加えて、クリエイター向けであるため、以下の通り高水準な仕様となっている

  • 解像度 5120×2160(5K2K WUHD)
  • IPS Nano ColorパネルでDCI-P3色域を98%再現
  • コントラスト比 1200:1
  • VESA認定 DisplayHDR600に対応

加えて地味なポイントだが、湾曲していないフラットな画面である。大抵のワイドなモニタは湾曲しているが、デザイン上の観点から個人的にはフラットな方が好きである。

リフレッシュレートはMax 60Hzであるため、ゲーム用途の方はあまり向かないかもしれない。

画像だと伝わりませんが、箱のサイズが横120cmくらいあります。モニター全般箱がでかいですがこいつもかなりの大きさになります。

箱を開けると語りかけてくるタイプだった。「We are creators!」デザインの話になりますが白背景にグレー文字は映えますね。

外観

▲ ポート類

HDMI x2、DP x1、TypeC x1、Upstream x1、USB3.1 x1、AUX out x1等一般的な仕様では不自由ない感じになっている。

VESA 100mmのマウントがあるが、面より奥まった位置にネジ穴があるため、スペーサーを設置するとほどよい感じになる。

エルゴトロンのアームに付けるとこんな感じになる。ネジの感じがそのままみえてしまうため、あまりスタイリッシュではない感じ

上に乗っていますが、今売れているBenqのScreenbarも設置出来る事を確認済みです。前方の突起もベゼルに収まります

四辺が均等な黒ベゼルに、その外に薄く白枠で囲われた感じ。表面にブランドロゴは存在せず、所有欲を満たしてくれる。どうせなら白いモニターアームで揃えたいですね。以下のような感じのやつ

使用感 ※半年使用

  • 42.5インチのモニタを使用していた時より疲労感が明らかに軽減された。モニタに関しては、大は小を兼ねない
  • DCI-P3 98%帯域を実感できたのかは分からないが、白色が本当に白い。青みも黄みも赤みもない、漂白されたような白色を初めてみた。
  • ウルトラワイドモニタを初使用だが、横に広い分にはかなり見やすいと思う。更にワイドな32:9のモニタも多少は気になるが、そのサイズになると湾曲していないと端がつらそう
  • 画面分割は、左右2分割か、横3分割を主に使用している。これであればモニタ1枚でもほど足りるし、人間はそこまで多くの情報を同時に処理できない。処理上限を超えた情報が画面に表示されていると、むしろ効率が低下する。と思う
  • モニタの下に空間が生まれたため、デスク向こうの景色がみえるようになり、開放感が生まれた。閉塞感はストレスにつながるため良し
  • 5kのモニタではあるが、Windowsだと125%の倍率で使用している。画像や動画の解像感としては素晴らしいが、そのままのスケールだと文字サイズが豆のようになってしまう。Macの場合の最大倍率がちょうどWindowsの125%くらいのサイズ感だった

まとめ

なかなか値段は貼るが、映像と筐体そのものの品質は非常に高く、とくに不満点が見当たらない。

在宅ワークで目が疲れる、けどマルチモニタにするほどでもないが16:9の4kでも微妙、という方は一度試してみてもいいかもしれないです。